こんにちは、まゆみです。30代・40代のママ友と話していると、「検診行かなきゃと思いつつ、毎年スルーしてる」「どの検診を、どのくらいの頻度で受ければいいのか分からない」という声を本当によく聞きます。
私自身も、3人の子どもを育てながら、「時間がない」「子どもを預けられない」を理由に、検診を先延ばしにしていた時期がありました。でも、身近な人のがんを経験してから、「ママこそ検診を受けなきゃいけない」と考え方がガラッと変わりました。
今回は、30代・40代のママが知っておきたい「がん検診」の基本を、自治体の検診・職域検診・人間ドックの違いも含めて、できるだけ分かりやすく整理してみました。忙しいママでも動きやすくなる「予約のコツ」や「費用の目安」も一緒にご紹介します。
そもそも「がん検診」って何?
一言で「がん検診」といっても、実は受け方や仕組みはいろいろです。まずは、大きく3つのパターンに分けて整理してみましょう。
1. 自治体(市区町村)が行うがん検診
住んでいる市区町村が案内してくれる検診です。広報紙や封書でお知らせが届くことが多く、安い料金、あるいは無料で受けられるのが最大のメリットです。
・対象年齢が決まっている(例:40歳以上 など)
・実施日が限られている(年に数回の集団検診など)
・乳がん・子宮頸がん・胃がん・大腸がん などがセットになっていることが多い
・自己負担は数百円〜数千円程度と比較的安い
デメリットは、日程や会場が限られていること。小さな子どもがいると、「その日ちょうど行事がある」「夫が休みじゃない」といった理由で、受けそびれてしまいがちです。
2. 職場で受ける「職域検診」
会社員や公務員として働いている場合、毎年の健康診断にがん検診が含まれていることがあります。追加費用なし、もしくは少額の自己負担で受けられることが多く、平日の勤務時間中に受診できるのがメリットです。
パートや派遣でも、一定の労働時間を超えると健康診断の対象になることがあります。夫の会社で配偶者の検診を補助してくれる制度がある場合もあるので、一度確認してみる価値は大きいです。
3. 自費で受ける「人間ドック」
人間ドックは、病院や専門施設で自費で受ける、より詳しい健康チェックです。全身のがんリスクを調べるコースや、乳がん・子宮がん・肺がんなど特定部位にフォーカスしたコースなど、内容はさまざま。
・自分の都合に合わせて日程を選びやすい
・検査の種類が豊富(胃カメラ、CT、MRIなど)
・費用は数万円〜と高めだが、その分じっくり診てもらえる
「一度きちんと全身をチェックしておきたい」「家系的にがんが多くて心配」というママには、節目の年に人間ドックを検討するのも一つの選択肢です。
30代・40代ママが意識したい「主要ながん検診」
では、具体的にどの部位のがん検診を、どのくらいの頻度で意識しておくと良いのでしょうか。ここでは、ママ世代に特に関係の深い代表的ながん検診をまとめてみました。
20歳以上の女性が対象。2年に1回が目安。自治体の補助があることが多く、自己負担は数百円〜数千円程度。
40歳以上は2年に1回のマンモグラフィが推奨。30代は乳腺エコーを勧める医師も多いので、医療機関で相談を。
40歳以上が対象のことが多いですが、家族歴などによっては若いうちからおすすめされる場合も。
バリウム検査や胃カメラなど。自治体検診や人間ドックの内容を確認して、自分に合う方法を選びましょう。
「全部一気にやらなきゃ」と思うとハードルが上がってしまうので、まずは優先度の高いものから一つずつ予約していくイメージで大丈夫です。
気になる検査費用の目安
「お金がかかりそうでこわい」という声もよく聞きます。あくまで目安ですが、よくあるケースをざっくりまとめてみます。
無料〜2,000円程度(初回はクーポンで無料になる自治体も)。
1,000〜3,000円程度。エコー併用の場合は追加料金がかかることも。
3万〜6万円程度。会社や健保組合が補助してくれる場合もあるので要チェック。
自治体のホームページや、夫の健康保険組合の案内を一度じっくり確認してみるだけでも、「思っていたより負担が少ないかも」と感じるはずです。
忙しいママでも予約しやすくする3つの工夫
1. 「検診ウィーク」を家族で共有する
我が家では、毎年春か秋に「検診ウィーク」を決めて、夫婦でスケジュールを共有しています。「この週は、ママとパパが交代で検診に行く週だよ」と、あらかじめ夫にも伝えておきます。
カレンダーアプリに予定を入れて、夫の仕事の繁忙期と重ならないように調整。子どもの行事と重ならないよう、早め早めに動くのがコツです。
2. 「預け先リスト」を事前に作っておく
検診のたびに預け先を一から探すのは大変なので、私はスマホのメモに「預け先リスト」を作っています。
- 第一候補:夫(有給を取れるか要相談)
- 第二候補:実家の母(事前に日程相談)
- 第三候補:一時保育/ファミサポ
- 第四候補:仲の良いママ友と預かり合い
「誰に頼めそうか」が見えているだけでも、予約のハードルがぐっと下がります。
3. ネット予約できる医療機関を選ぶ
最近は、Web予約ができるクリニックも増えています。電話がつながる時間にかけるのが難しいママには、24時間いつでも予約できるネット予約は本当に助かります。
自治体検診を個別医療機関で受けられるケースもあるので、「市名+がん検診+個別検診」などで検索してみるのもおすすめです。
「ママだからこそ、検診に行く」
子育て中の私たちは、つい自分のことを後回しにしがちです。でも、子どもたちにとって一番大切なのは、元気で笑っているママの存在。そのママが元気でいるための一歩が、がん検診だと今は思っています。
「怖いから行かない」のではなく、「怖いからこそ早く見つけたい」。そんなふうに考え方を少しだけ変えて、一緒に検診習慣を育てていきませんか?
次回予告
次回は、「もしもの時の『お金』の話。がん保険や公的制度、ママが知っておくべき3つのポイント」について書きたいと思います。経済的な不安を少しでも軽くできるように、私が学んだことを分かりやすくまとめてお伝えします。